名古屋城お堀のクリーンアップ作戦その後3回目の夏
猛暑酷暑の最中でしたが2025/8/8に名古屋城お堀を観察しました。水環境におきましては気温が高くなるに従い水質が悪化しますが、名古屋城お堀はとても良い状況でした。
2023/2月の施工直後に石垣の補修工事の為に水位を常時50cm時にはさらに50cm水位を下げることがあり水量が本来より少ない状況が2年以上続き、水質検査の結果では改善していましたが、見た目での正当な評価が出来ずにおりました。しかし令和7年4月より以前ほどではないですが水位を戻したことで見た目にも良い評価が頂けるようになりました。
※北西角 2025/8/8 ※鵜の首 2025/8/8
施工以前は、オオマリコケムシという生物やアオコが発生しておりましたがそのような事もありません。また、これほど気温が高くなると普段は何も悪い影響のない底泥であっても嫌気性になり硫化水素を発生し、魚が大量に死滅するなどのニュースが度々あります。
※オオマリコケムシ2022/6 ※基地下 2023/2 施工前
バイオトップサンドは硫化水素に対しても高い抑制効果がありますので、名古屋城の水堀において硫化水素が発生したという事はありませんし臭いもありません。当日は健全な水環境の清浄感が感じられました。
※基地下 2025/8/8 ※基地から西 2025/8/8