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水質改善、臭気改善の対策といえばさまざまな対策方法が考えられます。浄化装置や脱臭機器などの機械を設置したり、薬剤を散布したり、定期的に水を抜いてヘドロ清掃したりなど試みた方も多いと思います。もちろん、それらで解決される方も多くいますが、大規模な場所では効果が低かったり、生態系への心配やアフターメンテナンスもあり、大変な思いをされている方もいらっしゃると思います。江崎産業の施工は、汚濁要因の原因を最初に調査し、解決方法に合わせたバイオトップサンド®の設置提案をいたします。施工自体は散布するか、覆砂するか、底に設置するか、ろ過材として使用するかなので、適切に扱えば一度の施工で18年以上経っても効果を維持継続できている実績があります。

国立環境研究所にて生態系を模擬した飼育実験を実施し（公社）日本水環境学会（2014）にて技術論文発表しました。実験対象の生物は、メダカ、オオカナダモ、サカマキガイ、アオミドロです。バイオトップサンド®を入れている水槽は70日が経過してもメダカは58％の生存率があり、元気に生育していたのに対し、入れていない水槽ではたった16日で半数以上が死亡、28日目に全滅してしまいました。バイオトップサンド®の組成成分については、名古屋大学大学院に分析のご協力いただき、構造的に安定した安全な物質であり、自然界との相性も非常に良いと証明されています。

シリカと炭素が主成分のバイオトップサンド®は水質汚濁の要因となる窒素やリン、臭気の原因となるアンモニアやホルムアルデヒド、硫化水素、二酸化炭素といった有機化合物を吸着し分解する効果があります。さらに、現地にもともといる好気性菌（バクテリアや微生物）を活着・活性化させるため汚濁や臭気の原因物質の分解を促進します。バイオトップサンド®は砂状素材のため腐食なく長年にわたり効果があります。通常、吸着するだけでは飽和状態になったらそれ以上効果が継続しないのが普通ですが、有機物の吸着分解と好気性菌の活着・活性を促すため、永続的な分解促進の好循環を生み出し効果を発揮し続けます！