飲食店の厨房から出た排水をきれいにするグリストラップですが、主なにおい原因は、排水に含まれる食べかすなどの生ごみ、酸化した油脂分の2つです。グリストラップは排水内に含まれる残飯や油脂を取り除く装置です。いくつもの槽に分かれており、排水を段階的に浄化します。排水に含まれる食べかすのような生ごみを「バスケット」と呼ばれる網目の付いたかごでキャッチします。その生ごみが悪臭を発生させる原因となります。
排水は浄化されてきれいな状態で下水へと流れますが、グリストラップ自体に浄化機能はありません。バスケット内に残った生ごみをそのままにしておくと、悪臭はさらにひどくなります。そのため、溜まった生ごみはこまめに捨てる必要があります。
2つ目の原因である排水に含まれる油脂分が酸化すると、不快な悪臭が発生します。グリストラップは3槽構造になっていますが、油脂分は2槽目と3槽目で分離させます。分離した油脂分がそのまま残っていると酸化して、悪臭の原因となります。グリストラップ自体に浄化機能は備わっていないため、分離させた油脂分を取り除かない限りは悪臭が発生し続けます。
特に、油を大量に使うラーメン店や中華料理店では、排水と一緒にたくさんの油脂分が流れているので、定期的に除去しないと強烈な悪臭につながります。
グリストラップ以外の排水施設では、浄化槽や側溝などの臭い問題もあります。
有機物が含まれる生活排水、落ち葉、動物の糞尿、ゴミ等がその場所にたとどまり、十分に空気に触れないとヘドロになります。ヘドロは水底に沈殿し、ヘドロがその場所にある限り硫化水素やメタンガスなどの悪臭を発生し続けます。
排水場の臭気改善でお悩みの方
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グリストラップ・浄化槽・側溝など
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排水場が臭う原因
排水場の臭気を改善する方法
天然鉱物由来の活性炭「バイオトップサンド®」が解決します!
効果・効能
- アンモニア、アミン、ホルムアルデヒドなどの様々な臭気を脱臭・浄化および抑制します。
- 現地にいるバクテリアや微生物などの好気性菌を活着・活性化させ、臭気や汚濁物質の分解を促進します。
- 嫌気性が原因で発生する硫化水素を吸着・抑制します。
- 二酸化炭素を低濃度の場所でも高いレベルで吸着、分解します。
バイオトップサンド®の使い方
脱臭装置として使用
スクラバーなどの脱臭装置、その他脱臭機器のフィルターとしてご利用いただけます。不織布に入れた状態での販売も可能です。装置に合わせた充填方法をご提案いたします。
臭いが発生する場所にバイオトップサンド®を散布
臭いが発生する場所にバイオトップサンド®を適量散布してください。
グリストラップや浄化槽に投入
グリストラップや浄化槽につながる流し台の排水口などから10~30mLを数日おきに投入してください。
すぐに臭いを抑えたい場合は少量を槽上部の全面になるべく均等に撒いてください。
排水場の臭気対策には定期的な添加が必要です。
グリストラップへの初回投入時は、グリストラップ容量200Lに対してバイオトップサンド®0.1%(約200mL)が目安量です。
バイオトップサンド®をご希望の形に加工することも可能です。
江崎産業ができること
原因調査
汚濁要因が何なのか、ヒアリングをいたしますので、詳しい状況をお知らせください。ビデオ通話などでも対応しています。
改善提案・お見積書作成
ヒアリングをもとに最適な改善方法をご提案いたします。
施工または
バイオトップサンド®のみ配送
お悩みに合わせた改善施工を提案します。
メリット ・ デメリット
メリット
現地にもともといるバクテリアや微生物を活性化させるため、自然本来の自浄能力を高めます。
装置の設置や薬剤などは使用いたしません。
→メンテナンスもほとんど必要ありません!
低コストで手間もかかりません。
デメリット
グリストラップや浄化槽では、毎日のように汚濁物質物が蓄積されるため1回の施工では完了しません。数日おきに投入する必要があります。
色が黒い
→水ですぐ洗い流せます。