魚の養殖場では、給餌における残餌、養殖魚による糞により窒素・リン等が増え富栄養化が進み、植物プランクトンが異常に増殖します。
富栄養化が進んだ淡水の水産養殖場では、アオコが発生しやすくなります。アオコにより水中に光が届かなくなったり、嫌な臭いが発生します。
海水の水産養殖場で富栄養化が進んだ場合は、赤潮が大量発生しやすくなります。
さらに、海で発生した大量のプランクトンの死骸が底層へ堆積すると、バクテリアが有機物を分解・無機化するために大量の酸素を消費します。海の表面から酸素が供給されないと、水底に酸素の薄い層ができます。強い風が吹くと、この層が押し上げられ、バクテリアによってできる硫化水素を含んだ酸素のうすい水と大気中の酸素が反応し、硫化硫黄ができます。この硫黄が太陽光を反射して水面が乳青色または乳白色に見える現象を青潮といいます。
富栄養化が進んだ赤潮、青潮の発生した場所では、生き物が大量に死んでしまうことがあります。
水産養殖場では、硫化水素の発生、赤潮、青潮の対策が重要になってきます。
水産養殖場の
水質改善でお悩みの方
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水産養殖場での水質汚濁でお悩みではありませんか?
- アオコ
- 硫化水素の発生
- 水質が安定しない
- 水が濁る
- 臭い
- 水生生物への悪影響
水産養殖場の水質汚濁の原因
水産養殖場の水質を改善する方法
天然鉱物由来の活性炭「バイオトップサンド®」が解決します!
効果・効能
- 水質汚濁の原因となる窒素やリンといった有機化合物を吸着、分解します。
- 現地にいるバクテリアや微生物などの好気性菌を活着・活性化させ、汚濁物質の分解を促進します。
- 亜硝酸の蓄積を抑制しpHを中性に保つことで水質を安定化させます。
- 溶存酸素が増え好気性状態に向かいます。
- 水中のリン濃度が顕著に下がります。
- 二酸化炭素や硫化水素を吸着、抑制します。
バイオトップサンド®の使い方
袋詰めしたバイオトップサンド®を水底に設置
バイオトップサンド®を袋詰めし、池底に設置するだけで、長期にわたり改善します。
水底のヘドロに散布
ヘドロを覆うように水面にバイオトップサンド®を散布してください。
アオコに直接散布
アオコに直接薄く振りかけるくらいの少量で大丈夫です。
変化が見られない場合は、量を増やしてみてください。
ろ過材として使用
バイオトップサンド®をフィルターまたは緩衝材としてご使用ください。不織布入りのバイオトップサンド®もご用意しています。
バイオトップサンド®の量は、水の体積に対して0.1%が目安です。
効果の具合により0.05~0.2%の範囲で調整してください。
どのくらいの量かわからない方は、お気軽にご相談ください!
バイオトップサンド®をご希望の形に加工することも可能です。
江崎産業ができること
原因調査
汚濁要因が何なのか、ヒアリングをいたしますので、詳しい状況をお知らせください。ビデオ通話などでも対応しています。
改善提案・お見積書作成
ヒアリングをもとに最適な改善方法をご提案いたします。
施工または
バイオトップサンド®のみ配送
お悩みに合わせた改善施工を提案します。
メリット ・ デメリット
メリット
現地にもともといるバクテリアや微生物を活性化させるため、自然本来の自浄能力を高めます。
バイオトップサンド®はさらさらの砂状素材のため腐食なく長年にわたり効果を発揮し続けます。
アフターメンテナンスは不要です。
pHの緩衝作用があり、生き物が棲みやすい水環境を保つ性質があります。
装置の設置や薬剤などは使用いたしません。
施工日数は、面積にもよりますが、大体1日~数日程度で完了できる場合がほとんどです。
デメリット
広範囲の場所では、水の循環装置、水流などの装置を用いた施工より、散布しただけの施工の方が効果が実感できるのに時間がかかります。
粒子の粗い藻くずなどのヘドロは分解に時間がかかります。
→事前に清掃できるなら、藻くずは清掃をしてからバイオトップサンド®の施工をすることで、今後の発生を抑制できます。
水の循環、水流がない場所では、目視での水の濁りを解消するのに時間がかかる場合があります。(水質測定の数値では効果が出ている場合が多いです)
水位が低いと透明度の測定だけでは効果が実感しにくい場合があります。
水流が強い場所でバイオトップサンド®が流されると効果はなくなります。
バイオトップサンド®に土砂などがかぶさると効果がわかりにくくなります。