バイオトップサンド®とともに
住みよいまちづくりを実現します
当社協力工場が創業して間もなくのことです。当社は窯業原料、建材としての骨材、グラウンド材、緑化資材などの販売が主な事業でした。よりサステナブルな事業化を目的に、これら製品の製造を企画し協力工場を創業して間もなくの頃、隣接する木材ダストの堆肥化施設からの臭気が改善していることを出入りしている取引業者様が気づいてくれました。
それから程なく、バイオトップサンドが水の中にあるとアオコが発生しない事にも気がつきました。それからは夢中になって研鑽を重ねて環境改善の師でもある建材開発社長の先輩、名古屋大学大学院の教授をはじめとした関係者の皆様など、本当に多くの方々からご指導ご協力を頂けたことで、有望な環境浄化材になりうる事を発見しました。
以来、環境浄化材としての開発に邁進して参りました。しかしながらその性状から操作性が悪いことで、“有望な可能性”を有していながら環境浄化材としての活用は限定的でした。一喜一憂する状況が長く続き、諦めて見切りをつけるべきなのか?自問自答の末に環境改善の師である先輩に問いかけました。“可能性は本物でしょうか?” “本物だと思うよ!モノになるよ必ず!”
製品を向上させる方法を模索して時がたち2018年、これまでよりも操作性を大きく向上させて機能も飛躍的に向上できる製造方法の確立に成功しました。これにより、これまでの課題を解決でき、新たなニーズも起こり、これまで以上に環境改善のお役に立てる!と、光が射し込んで見えるその矢先に、これまでの材料が一切使えなくなるという災禍にあってしまいました。途方にくれる思いでした。しかしながら、ここでも多くの理解ある方々からのご指導ご支援を頂けたことで困難を乗り越えることができ、さらにこの時に材料を一新できたことで、より安全で品質も安定し、環境浄化材としての性能もさらに高まり、新たなバイオトップサンド®に生まれ変わりました。バイオトップサンド®は自然本来の自浄力を高める砂にすぎませんが、安心して環境改善の手立てとしてご使用いただけるサステナブルな環境浄化材です。今、目の前のアオコやヘドロ、水の濁り、悪臭などにお困りの皆様に、バイオトップサンド®を一度は試して頂きたい、そんな思いで活動をしております。今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう 宜しくお願い申し上げます。